コノシロパターンのトップについて!

宍道湖・中海編 

なななんとですね、前回に続きシーバス遊漁船アマテラスの2020年・年間大物賞頂きました!
2019年は2位!2020年1位と2年ともコハダペンシルでの獲得でございます。
2019年92cmコハダペンシル 
前年に続きその中でも唯一トップウォーターで釣り上げたのがコハダペンシルって言うのもさらに嬉しいですね。
 
(詳細はアマテラスhp大西くんのブログに書いて有りますのでそちらをどうぞ→http://amateras.pupu.jp 釣果情報)
ローカルな大会ではありますが有名どころのペンシルを抑えて
コハダペンシルのテスト段階で2年連続上位に入れたのは収穫です。
 
 
早速こんなことはそうそうないのでコノシロパターンについてペンシルの少しマジメなお話しでも書いてみようと思います。
まず、コノシロパターンとは千葉の房総でコノシロ(全長20cm〜)を捕食するランカーシーバス(70cm〜90cm)を
20cmクラスのペンシルを使っておびきだすメソッドを開拓したことから広まりました。
コノシロパターで最も有名なフィールドは東京湾ですが、
そのほかに島根、鳥取、熊本、石川、高知、鹿児島など近年全国の至るところで確立されてきています。
そこで私が毎年6月に通っているのが島根県、宍道湖、中海です。
いち早くこの地方のボートシーバスのコノシロパターンを極めたのがシーバス遊漁船アマテラスです。
近年のコノシロシーズンは一年前から予約が取れないほど人気がありまして、
コノシロパターンのビッグベイトメソッドを確立したのもこのアマテラスでした。
おかげさまでビルダーを始める前の2016年JGFAのラインクラス別日本記録を獲得したのもこのアマテラスでした。
 
この地方は年2回、コノシロが接岸することもありコノシロパターンのランカーシーバスを求め
全国からビッグベイター、ジャイアントベイターがやってきます。
ここ中海、宍道湖はしじみ捕獲量日本一で知られていますが淡水と汽水と海水が入り組む非常に面白いエリアとなっており、
全国的には10月前後くらいにコノシロシーズンとなるのですがこの地方は6月のコノシロの産卵期が最も”熱い”のであります。
10月頃は大小問わずシーバスの量が極端に多くなりサイズを選んで釣るのが難しくなりますが6月が圧倒的にランカーサイズが狙い易く
私の昨年の中海ボート釣行6回で70オーバーを11本とくればまだまだポテンシャルの高いエリアであることは間違いないと思います。
ところが5年前はアマテラスで年間80UPが200本もキャッチされていましたが
昨年は94本と年々減少傾向にある中、それでも6月のランカーシーバスの確率は相当だと思います。
(これも毎年、データーをとられてますので過去のアマテラスの釣果情報にて閲覧できます。)
 
さて、この釣りを始めた頃はデカいペンシルが今ほど流通してなくコノシロ専用のルアーは
ソルティービッグラッシュ、マグナムモンク、ボルデくらいであとはスーパーマグナザラ、
マスキー用のジャックポットやバスタージャーク、GT、青物などのルアーを代用してました。
更に近年ではブラックバスの影響もありジャイアントベイトなるものが進化しヒートアップして、
ますます面白くなってきていますがよくよく思い出してみたら
90年代半ば、当時ザウルス監修していた相原さんがシーバスがボラを捕食するのを見て
ヨルマルシャッド、ヨルマルミノーを展開していたこのころから始まっていたのではないでしょうか?
 
それではまず、課題としてコノシロパターンで誰しもが経験するのはフッキング率の悪さですが
特にビッグペンシルのノリの悪さには驚かせられます。
バイトしただけで”OK"みたいな所がありますがやはりランディングまで持ち込みたいのが本音です。
そこで私はあまりにもフッキング率が悪いビッグペンシルについて原因を探りながらいきなりルアーを作りを始める事にしました。
これがルアービルダーを始めた経緯です。
 
ベイトとなるコノシロのサイズはゆうに20cmをゆうに超えていますが
それでも釣果が安定していたルアーサイズは18cm前後なのです。
これはビッグペンシル、ビッグベイトに関わらず同じことが言えました。この20cmが一つの分岐点だと感じます。
 
デカイルアーだからノラない?シーバスはそもそも捕食が下手だからノラない?
例えばルアーサイズを23cm〜30cmと大きくしたらキャッチ数は極端に落ちますがシーバスサイズは間違いなく上がります。
これは安易に想像できると思いますが
口の大きさに対してルアーが大きくなりますから
ラインやフックが抵抗となりますので吸い込みにくくなります。
 
 
つまりどこを取るかです。
ただ、この釣りの一番の目的はビッグペンシルにドカーンとでる醍醐味を味わうことに意味があるわけです。
通常使用するサイズの小型ペンシルでは味わえない迫力がありますから
あまりサイズダウンすることは面白さも半減しますのでやはり20cm前後くらいからが適したサイズではないでしょうか。
 
次にペンシルのフッキング率を上げる対策としてフックサイズの見直し、ロングシャンクなどフック形状見直し、
スプリントリングを2個付けやジギングのシステムのようにシングルフック仕様など試してみましたが特に目立った結果も出ず、
これらの対策では納得できる答えが見つかりませんでした。
要はフッキング率はルアーサイズやフックシステムとかの問題だけではないことがわかってきました。
 
そこでコノシロパターンで”ノラ”いない原因にシーバスの捕食動作(活性)はつまりベイトのサイズ、種類、速度、濃度とシーバスの量、
サイズ、密度がかなり関わっています。
その活性が高低、長短と表れ、それによって吸い込の強さ、口の使い方つまり活性状況がかなり影響するわけです。
当然な事ですがコノシロパターとはいえ幾らかの捕食パターンが存在しますのでその辺りを注視しながら組み立てるとやり易くなると思います。
 
それとシーバスの特徴としてこれらの要素も大きく影響していると思います。
それはビッグベイトが水中でバイトした際、わりと良くフッキングしますがこれはルアーにかかる水圧と抵抗がお及ぼす影響で捕食しやすく、
また水の中ではシーバスの焦点が合わせやすいため吸い込み易いのではないかと思います。
そもそも、ペンシルは海水と空気に触れているためルアーの挙動が風、波で不安定なため2次的な要素が影響しています。
特に水面近くは光の屈折などで焦点が合わせにくくなるので捕食タイミングが
周りのシーバスの影響などによってズレてしまいルアーの後をバイトしたり、
尻尾で叩いてる様に見えたりするのはそういった要因が重なっていると考えられます。
おそらく動体視力は良くてもミスはします。
それと同じペンシルでも水面直下のシンキングペンシルが割とフッキングが良いのはそういったことが理由でしょう。
つまり、いくら活性が高くてもシーバスの特性もありますのでその課題をいかにアングラー側が克服できるかがこの釣りの面白さだと言えます。
要は運任せでなくアングラーができる事がまだまだ色々とあると考えています。
 
正直、中海、宍道湖は東京湾と違い圧倒的にベイトとシーバスの密度が違いますのでそうチャンスがあるわけではありません。
その少ないチャンスをできるだけ確率を上げることがいかに大切になってくるのかそこが面白い理由なのです。
そういった理由もあってか全国からビッグベイターがこぞって集まってくる理由だと思います。
 
補足ですが25年前からトップウォーターではPEラインをメインに使用していますが近年はナイロン16〜30ポンドラインを併用しています。
はじめはレスポンスの悪さに戸惑いますがあの伸びを逆手に取ってみるとこの釣りにはとてもメリットがあるように思います。
PE全盛の時代ではありますがナイロンと使い分けることで面白い発見があると思いますのでご参考にしてみてください。
 
今回はデイシーバスのコノシロパターンについて触れてみましたが
必ずしもこれが正解だとは思ってはいませんし経験と想像で学術的なことはわかりません。
つまりこういったことを考えながら釣りをするのも面白さの一つですし、
正直、答えは魚しかわかりませんので皆さんの何かのヒントになればと思い書いてみました。
 
最後にホームグランドの宍道湖、中海を中心に経験したことを書きましたが熊本や東京湾でのコノシロパターとはまた、
捕食イメージが少し違います。
コノシロパターといえども地域、季節によってコノシロ以外のベイトも混在したり、
シーバス の密度もかなり影響しますのでそのあたりは柔軟に対応していくしかないと思います。
次回、機会がありましたらランカーに効果的なアクション、ロッドとペンシルの重要性などなど書けたらなと思います。2021年2月14日
 
 
 

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